鉾田市まちづくり推進会議

市民でまちをデザインする団体です。

05月

自然保護活動 ~特定外来生物駆除 I ~(2022年5月22日)

特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除を実施しました。参加者 9 名。
茨城県生物多様性センターから、神谷様が参加くださいました。また、茨城新聞社の取材もありました。
以下の鉾田市内の各所をまわり、けっこうな量を駆除しました:
 ① 新鉾田交差点周辺
 ② 鉾田南小周辺
 ③ 旭公民館周辺
 ④ 徳宿地区飯島酒店周辺
 ⑤ 大竹交差点周辺
 ⑥ さんて旬菜館周辺
 ⑦ 北浦湖岸県道18号線沿い
しかしながら、我々の手に負えないレベルに繁殖が進んでしまっている場所があります。今回確認したところでは、旭スポーツセンターの法面大洋地区の国道354号線沿いは、可及的速やかな対応が必要です。
また、敷地内で栽培していると思われるお宅も何件かありました。駆除の協力をお声がけできたところもありましたが、自治体で何らかの活動ができないものでしょうか。例えば、回覧板に特定外来生物の駆除をお願いするパンフレットを入れるとか、クリーン作戦を開花期に設定して駆除に協力いただく、というのはいかがでしょうか。
以下、再掲します。
『特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律』によると、販売・頒布目的での飼養などに対して、個人には3年以下の懲役や300万円以下の罰金、法人には1億円以下の罰金が科されるとあります。販売・頒布以外の目的での飼養などであっても、個人には1年以下の懲役や100万円以下の罰金、法人には5,000万円以下の罰金が科されます。

自然観察会 ~北浦北部 de 夏来る~(2022年5月8日)

実施しました。参加者8名でした。
8:00~12:00までの予定でしたが、午後の部もオプションで加わり、結局、朝から夕方まで歩き回りました。
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北浦北部の谷津田にて、ヤマフジとサワフタギを見上げる参加者たち

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沢をふさぐようなサワフタギ

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花火のようなサワフタギの花の造形

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自然観察会の前(8:00~9:00)に北浦北部の清掃作業を行いました。軽トラ一杯分のゴミが集まりました。
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北浦北部の谷津田では、冒頭のサワフタギのほかにも、色々な植物を見ることができました。
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カキドオシ(薬草)

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ツクバネウツギ

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ヤマツツジ

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ツリバナ

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巴川の堤防で見かけたヤセウツボ枯れているのではありません。この植物は葉緑素を持っておらず、マメ科やキク科の植物に寄生して養分をもらっています。要注意外来生物に指定されています。
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外来の寄生植物 ヤセウツボ

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盗難を避けるため場所は明らかにできませんが、自生したカザグルマの花です。準絶滅危惧に指定されています。
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このような蛾もいました。

ユウマダラエダシャク

こんなキノコも見つけました。

アミガサタケのなかま
(ヒロメノトガリアミガサタケのようです。)

カンゾウタケ(幼菌)のようです。