自然観察会 ~北浦北部の春の息吹~ (2023年3月12日)を実施しました。
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【8:00~9:00 清掃活動】
参加者10名で軽トラ一杯分のゴミを集めることができました。
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【9:00~12:00 自然観察会】
参加者9名+飛び入り1名でした。夏羽のカンムリカイツブリやミサゴなど、23種類の野鳥を確認しました。
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今日は、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリンの識別にチャレンジしました。ホオジロとカシラダカは出現しませんでしたが、芦原のオオジュリンをじっくりと観察することができました。鳴き声や、芦の葉鞘をはがして中の虫を探す様子、背中の縦じま模様といった特徴を確認。また、この時期ならではの、夏羽への換羽により髭のような模様が出たり頭が黒くなったものを見ることができ、一同オオジュリンにちょっと詳しくなりました。
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桜の木にびっしりとイラガの繭。ほとんどが前年までに羽化して空っぽでしたが、終齢幼虫(前蛹)が入っているものも。危険な虫ですので、ご注意下さい。
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春の息吹として、菜の花に群がるモンシロチョウ、開花間近の桜のつぼみ、冬越しを終えたベニシジミ、出始めたつくしんぼを見つけました。
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2/18~3月初めまで北浦北部に滞在したコウノトリ(絶滅危惧IA類)の番いが話題となりました。また北浦北部に来てくれることを願っています。
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2022年度がまもなく終わり、新たな年度が始まります。冬鳥は去り、夏鳥がやって来ます。花のリレーが始まります。自然環境部会もさらにパワーアップした内容で新年度の活動を行っていきたいと思います。