鉾田市まちづくり推進会議

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第5回自然観察会「里山 de トレジャーハンティング Part 2」(2024年9月8日)

近隣の自然公園にて秋の野草やキノコを探しました。参加者11名でした。秋のキノコの季節が始まっており、キツネノハナガサ、ノウタケ、ナカグロモリノカサ、コテングタケモドキなど、色々と見つけることができました。

キツネノハナガサ

ノウタケ【食:若いうち】

ドクヤマドリ【毒】と思われます。

テングタケダマシ
いぼがピラミッド状に尖っているのが特徴

ニオイコベニタケのようです。

ナカグロモリノカサ【毒】です。

ボタンイボタケ

コテングタケモドキの幼菌と思われます。

生長したコテングタケモドキ【毒】です

ニガイグチモドキでしょうか?

アシベニイグチ【毒】でしょうか?

ホオベニシロアシイグチ【食】でしょうか?

アブラゼミが木にとまったまま
カビに覆われて死んでいました。

このキノコの名前は?

このキノコの名前は?

ヤブツルアズキの花です。

メドハギの花です。

この白いキノコの名前は?

このキノコの名前は?

クサウラベニタケ【毒】と思うのですが、どうでしょうか? ヒダの間隔が少し粗いか? 柄は中空でした。

クロハナムグリです。

センニンソウ【毒】の花です

ウコンハツか?

このキノコの名前は?

アシベニイグチ【毒】か?

ミズヒキの花です。

キバナアキギリ 咲き始めです。

このキノコの名前は?

しかしながら、美味しいキノコ(タマゴタケ、ヤマドリタケモドキ、アカヤマドリなど)はまだこれからのようです。
そこで、臨時の自然観察会を下記のように行うことにしました。
<自然観察会のお知らせ>
「里山 de トレジャーハンティング Part 3」
今度こそ美味しいキノコを見つけることができるか?
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1.日時 2024年9月15日(日)9:00~12:00
2.観察場所 近隣の自然公園
3.集合場所 鉾田市環境学習施設エコ・ハウス前駐車場
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※野外での観察に適した服装でご参加下さい。暑さ対策(帽子、飲み物等)をお願いします。
※雨天中止です。

天体観測入門 I  ~夏の星座とペルセウス座流星群~ (2024年8月12日)

2024年8月12日(月)18:30~21:30 
天体観測入門 I  ~夏の星座とペルセウス座流星群~  を実施しました。参加者5名でした。
<トピックス>
1.北斗七星とカシオペア座から北極星さがし
2.ミザールとアルコル
3.春の大曲線(アルクトゥルス、スピカ)
4.星の色と表面温度
5.西空の山際に金星見ゆ
6.かんむり座T星 ・・・ まもなく爆発(?)
7.月
8.夏の大三角(ベガ、アルタイル、デネブ)
9.天の川
10.さそり座のアンタレス
11.アルビレオ ・・・ トパーズとサファイア
12.人工衛星がいくつも通過 ・・・ スターリンク衛星らしき同一軌道をもつ数個の人工衛星の連なりも
13.星雲・星団(M7、M8 干潟星雲、M57 環状星雲、M31 アンドロメダ大星雲)
14.土星 ・・・ 細くなった環とタイタン
15.ペルセウス座流星群 ・・・ 流星痕を伴う火球も見られましたが全般的に数が少ない。夜半以降に期待。

特定外来生物駆除 IV ~アレチウリ~ (2024年8月4日)

特定外来生物駆除 IV ~アレチウリ~ を実施しました。
(2024年8月4日(日)9:00~10:00)
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北浦北部のアレチウリを駆除しました。参加者8名でした。
暑いので作業を早めに切り上げ、自然観察会は中止しました。
今年のアレチウリには勢いがあります。

第4回自然観察会 「里山 de トレジャーハンティング」(2024年7月14日)

雨模様の天気でしたが、自然観察会を実施しました。9:00~16:30まで、近隣の自然公園三ヵ所を回りました。参加者7名でした。
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まず印象深かったのは、あちこちで香水のような派手な匂いを漂わせるヤマユリです。7月の里山を代表する花ですね。また、ヤマハギヌスビトハギがもう咲き始めていました。
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ヤマユリがあちこちで咲いていました。
強烈な芳香が漂っています。

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ヤマハギの花が咲いていました。

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ヌスビトハギの花が咲いていました。
もう花が終わって盗人の足の形をした若い実ができています。

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アカボシゴマダラです。
特定外来生物です。

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フクロツルタケと思われます。猛毒です。

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シロテングタケと思われます。有毒です。

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このキノコの名は?
たくさん生えていました。

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夏といえば昆虫の季節。今日は色々なトンボを見ることができました:
 ・シオカラトンボ
 ・ムギワラトンボ
 ・オオシオカラトンボ ♂
 ・コシアキトンボ ♂
 ・ハグロトンボ
 ・アジアイトトンボ ♂
 ・ノシメトンボ
 ・ショウジョウトンボ ♂
 ・チョウトンボ
 ・ギンヤンマ ♂
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きれいなイトトンボです。

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オオシオカラトンボ ♂です。

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チョウトンボ です。

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ギンヤンマは、その素早い動きと、どこかにとまることがないため、写真に撮れませんでした。
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「ピックイー」という声とともに、サシバ【絶滅危惧II類】が我々の目の前を飛翔していきました。参加者一同大喜びでした。残念ながら、これも写真に撮れませんでした。
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ニイニイゼミの写真が撮れました。忍者のように樹木に溶け込む迷彩ボディに感心させられました。
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ニイニイゼミです。
どこにいるかわかりますか?

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マメコガネ です。

特定外来生物駆除 III ~オオフサモ~ (2024年6月9日)

特定外来生物駆除 III ~オオフサモ~ を実施しました。
(2024年6月9日(日)9:00~12:00)
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茨城県生物多様性センター篠田様のご指導ならびに鉾田市生活環境課佐々木様のご協力のもと、北浦北部のオオフサモの駆除を実施しました。参加者14名でした。また、本日は茨城新聞の取材もありました。
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まずは、5/19、5/26に駆除したオオキンケイギク約150袋を、鉾田市環境学習施設エコ・ハウスから鉾田市クリーンセンターに搬入しました。4台の軽トラの荷台が満杯になりました。鉾田市生活環境課の軽トラは積載量が多いだけでなく、荷台を傾けることで一気にゴミ袋を投下できる優れものであり、大活躍でした。
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次はオオフサモの駆除です。オオフサモの駆除は2019年から取り組み、今年で6年目となりました。毎年の駆除の結果、その繁殖を効果的に抑えることに成功し、今年はほんの僅かしか生えておらず、作業はすぐに終了しました。オオフサモと同じ場所には希少な野草であるジョウロウスゲ【絶滅危惧II類】が生えています。数は減りましたが無事に生育していることを確認しました。
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また、同時並行でゴミ拾いも行いました。タバコの吸い殻の山、コンビニの購入物のカラをビニール袋に入れてポイ捨てしたものが散見されました。一部の心無い人達の仕業と思われます。拾っても拾っても無くなりません。良心に期待してもどうにもならないなら、厳しく罰してもらいたいです(という声がゴミ拾いを行った参加者から聞かれました)。
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オオフサモの駆除後、休憩をはさんで、北浦北部の自然観察を行いました。オオヨシキリヒバリセッカウグイスの囀りが聴こえるなか、ゆっくりと安塚公園を歩きました。写真に撮れなかったのですが、安塚公園わきの国有地にできた池でヨシゴイ【準絶滅危惧】の番いを久しぶりに見ることができました。当地にはヨシゴイのサブコロニーがあったのですが、2021年に忽然と消滅してしまいました(バス釣りの人の侵入が原因と考えられます)。それ以来かもしれません。サブコロニー復活への希望が出てきました。
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堤防の道路沿いにオオシロカラカサタケを見つけました。参加者は興味津々でその威容を観察しました。有毒ですのでご注意下さい。
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本日はここまでです。また次回の自然観察会でお目にかかりたいと思います。(筆者は梅雨キノコの季節の始まりにワクワクしています。)