■ ヘクソカズラの茶色の実 ・・・ つぶして匂いを嗅ぐと… あの匂いがします。お漬け物の匂いと言う子がおりました。確かに。よーく漬かった漬け物の匂いがします。美しい例えです。
■ ヤマノイモ(自然薯(じねんじょ))のムカゴや若い実。こんな所に普通に自生しています。ムカゴには栄養が詰まっており、ここから発芽して繁殖可能。軍配型の実は風で飛んで生息範囲を広げるという作戦です。
■ ノブドウのカラフルな実。紫に、水色に、エメラルドグリーン。きれいな実です。女の子に人気!?
■ アオツヅラフジの紺色の実 ・・・ フェンスにたくさん実がなっていました。一見、ブドウのようで美味しそうですが、実だけではなく全草に毒を含んでいます。大量に摂取すると呼吸困難や心臓麻痺で死亡する可能性があります(>o<)。絶対に口にしないよう、触ったら手をよく洗うよう注意しました。
秋の草花たち
次に下草に目を向けると、カタバミの黄色い花や、キツネノマゴの可愛らしい青い花、ノコンギクの白い花、ノハラアザミの紫色の花、ヤマハッカの青い花を見つけることができました。
■ カタバミの葉にはシュウ酸が含まれています。みんなで葉の汁で10円玉を磨いたところ、ピカピカになりました。
雑木林にて
雑木林に入ると、ドングリが落ちていました。キノコも生えていました。他にも色々な発見がありました。
■ 帽子をかぶったコナラの実、ライオンのたてがみのようなお椀(?)に入ったクヌギの実、そしてイガのついたクリの実が落ちていました。ドングリ拾いは楽しいです。
■ キノコもいくつか見つかりましたが、名前が分かりませんでした。ほとんどに毒があると考えたほうが良さそうです。
■ アケビの実も見つかりました。紫色に熟し、パカッと割れた実は動物たちの好物のようです。甘いどろっとした部分を種ごと食べられたばかりのものを見つけました。
■ 雑木林の中にキジバトの羽が散乱しているのを見つけました。どうやらオオタカなどの猛禽類が食べた跡のようです。ここには生態系の頂点に君臨する猛禽類が確かにいます。野友小学校周辺の自然が豊かであることの証拠です。
以上、充実した観察を行うことができました。野友小の皆さんはいかがでしたでしょうか? 感想を教えて下さい。
PS 藤井さんの配布資料を以下にUPします。

