自然、歴史、新たな発見を求めて鹿島方面へ。
参加者12名でした。
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【鹿島神宮】
まずは、鹿島神宮。神域の森を歩いて行きます。
杉の大木の途中から別の種類の木が生え繁っています。
長い歳月と神秘的なパワーを感じます。
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・ススケヤマドリタケ(食)
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・ザトウムシのなかま ・・・ 何匹もいました。
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・キクバナイグチ(食)
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・アリドオシの実(別名:一両)
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奥宮の近くに松尾芭蕉の句碑がありました。
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「此松の実生せし代や神の秋」
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【根本寺】
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ここは1687年に鹿島に月見に訪れた松尾芭蕉一行が泊まった場所です。根本寺の仏頂和尚は、芭蕉の禅の先生でした。
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月見を楽しみにしていたのですが、あいにくの雨。
あきらめお寺で寝ていたところ、暁の刻に和尚さんにたたき(?)起こされます。雨は完全には上がっていませんが、雲間から月が見えてきたのです。
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これらがその時芭蕉の詠んだ句で、句碑が建てられています。
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ちぎれ雲が流れていく中、月が速く移動しているように見え、寺の後ろでは鹿島の山の木々の梢が雨に濡れている…。印象的ではありませんか。
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二つ目の句も面白い。一杯やりながらの楽しい月見ではなく、禅寺で厳しい和尚さんと真剣な顔で月見をしている。しかも寝てた所を起こされて…。
(※筆者の個人的解釈です。)
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【鎌足神社】
根本寺のすぐ近くに「鎌足神社」があります。
中臣(藤原)鎌足の生まれた場所と言われています。
境内には海沿いの温暖な地域の常緑樹があり、何だか懐かしい感じがしました。
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・タブノキ
・シイ
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【大野潮騒はなます公園】
塚原卜伝のお墓参りの後、最後の目的地、大野潮騒はまなす公園に行きました。そこで見たものは…
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・クサギの花 ・・・ 可憐な花から漂うほのかなユリのような香りにうっとり。葉っぱは臭いそうです。
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