鉾田市まちづくり推進会議

市民でまちをデザインする団体です。

08月

第6回自然観察会を開催しました(2019年8月18日)

巴川下流域のヨシ原にて、夕刻のツバメのねぐら入りを観察しました。昨年に比べると規模が5分の1程度に小さくなりましたが、千羽以上のツバメの舞いを見ることができました。参加者は12名でした。

野友橋にてツバメを待つ参加者たち

ツバメを待つ間、巴川周辺の観察を行いました。ここでは近い将来に絶滅が心配される希少種を見ることができます。その一つが、ハスの仲間の水生植物、コウホネ(河骨)です。なかなかの造形美でありました。

わずかに残るコウホネの群生とアオサギ

コウホネの花

もう一つの希少種は、ホオジロの仲間の鳥、ホオアカです。巴川下流域はホオアカの繁殖する大変貴重な場所です。「茨城県でホオアカを見るなら鉾田」と言われるほどです。複数羽がさえずっていました。薄暗くなっており写真はボケてしまいましたが、フィールドスコープでその姿をはっきりと見ることができました。

巴川下流域で見ることのできるホオアカ