鉾田市世界湖沼会議サテライト会場行事「ツバメのねぐら入りを見る会」(共催)として、第5回自然観察会を開催しました。夕闇せまる巴川の湿地にて、何万羽ものツバメが乱舞する幻想的な光景を楽しむことができました。
***
17:00~ エコ・ハウス前集合です。参加者は約25名、小学生の参加もありました。

日没までの間、エコ・ハウス前にて北浦の野鳥を観察しました。エコ・ハウス周辺の北浦にはサギのねぐらが形成されており、この日もアオサギ、チュウダイサギ、チュウサギ、アマサギが集まってきていました。夜行性のゴイサギも見ることができました。またカンムリカイツブリも狭い範囲に一度に約7羽が現れ、こんな珍しいことがありましょうか、観察会に合わせて集まってくれたかのようです。ちょうどカンムリカイツブリのお母さんが今年生まれた若鳥2羽を連れて、ねぐらに帰るところでした。(見るのに夢中で写真を撮り忘れました。)写真は、同時間帯に北浦湖面に映った太陽と幻日です。

18:00ちょっと前にバスでほっとパーク鉾田近くの野友橋に移動しました。今年のツバメのねぐらは、この辺りに形成されています。野友橋からみた夕焼けがきれいでした。

18:30頃からツバメが集まり始めました。川面や上空を盛んに飛び回ります。辺りが暗くなる19:00前には、大群で渦を巻くようにして薄暗い芦原の中に徐々に姿を消していきました。

フェイスブックの鉾田市まちづくり推進会議のページに動画を掲載していますのでご覧になって下さい。
PS 茨城新聞にも記事が載りました。
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php…
【謝辞】平成25~27年度『公益信託「エコーいばらき」環境保全基金』の助成により購入した、双眼鏡、フィールドスコープ、三脚を使用しました。