自然環境部会では、令和5年度第1回移動研修 ~砂丘の初夏の植物~ を開催しました。国営ひたち海浜公園を訪れ、絶滅危惧種を含む植物を中心に観察しました。参加者18名。市のバスをお借りしての移動研修は3年ぶりです。
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1.ひたち海浜公園 砂丘エリア
砂丘エリアで注目したのは、絶滅危惧IA類のハナハタザオ。想像していたより小さくて可憐な花でした。
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2.ひたち海浜公園 樹林エリア
砂丘エリアから樹林エリアへ移動。もう一つの絶滅危惧種オオウメガサソウを探しました。
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ひたち海浜公園の松林は、オオウメガサソウの自生南限だそうです。オオウメガサソウは茨城県では絶滅危惧1A類に指定されています。
3.虎塚古墳と十五郎穴横穴墳群
国営ひたち海浜公園の後、近くにある「虎塚古墳」と「十五郎穴横穴墳群」を見学しました。虎塚古墳を中心とする古墳群があるのですが、多くは開拓されてしまっています。芋畑に残された石室の一部が、何かを語りかけているようです。
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移動研修の報告はこれで終わりです。また来月の観察会にて。