北西の季節風が冷たいですが、良く晴れた日となりました。
今日は、子生弁天で冬の林の野鳥の観察です。10名の参加者がありました。
現地に到着したそばから、メジロ、ヤマガラ、シジュウカラの賑やかな声が聞こえ、期待の膨らむ出だしでした。
ところが、何人もの人影に警戒したのか、鳥がいっこうに現れなくなりました。期待のキセキレイも、ルリビタキも全然ダメです。そのうち、日の当たらない子生弁天の境内で、寒さが身にしみ始めました。
そこで、予定を変更、いこいの村涸沼に向かいました。
いこいの村涸沼のインフォメーションプラザにて、野鳥の剥製や写真の展示を見学しながら、体を温めさせてもらいました。
その後、涸沼湖岸にて、アオサギ、オオバン、カルガモ、ダイサギ、カワウ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリなどを観察しました。特に50~60羽の群れで一斉に潜ったり、浮上したりするハジロカイツブリの動きは一見の価値があるものでした。
直撃する北西季節風の冷たさに耐えられなくなった一同は、暖かい飲み物やしじみ汁の誘惑に負け、いこいの村涸沼の建物内へ。ロビーでは、世界湖沼会議北浦北部地域推進会議による「世界湖沼会議を拓く 鉾田の水辺を巡る」展が開催されておりました。我々の一行には展示内容に関係の深い人も少なくありませんが、このような展示が行われていたことを誰も知りませんでした。情報共有・意思疎通に問題があると感じました。