鉾田市まちづくり推進会議

市民でまちをデザインする団体です。

01月

2018年1月21日 2017年度第8回自然観察会を開催しました

第8回自然観察会を開催しました。北浦北部の野鳥観察です。参加者10名、33種類の野鳥を観察しました。
 
観察会前に恒例の清掃活動を行いました。有志6名で軽トラ1杯分のゴミを集めました。夏の間は芦原に覆われて掃除できないような所に溜まったゴミを集めることができましたが、細かなプラスチックがたくさんあって、取っても取ってもキリがありません。本当に人間の所業の罪深さを感じずにはいられません。こうしている間にも、空き缶やゴミの入ったコンビニ袋が投げ捨てられ続けているのです。
 
自然観察会は穏やかに行われました。氷の残る気温ですが、風がなくお日様の光も有り、心地よく散歩することができました。今日見られた野鳥は以下のとおりです:
 
オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、タゲリ、タシギ、カモメ、ミサゴ(1)、トビ、ノスリ(2)、カワセミ(1,観察会前)、チョウゲンボウ(1)、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ(声)、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ(1)、オオジュリン(声)

カンムリカイツブリ(冬羽)

 

カイツブリ(冬羽)

 

ツグミ

 

オオバン

 

モズ(♂)

 

タシギ

 

特段に珍しいものは出ませんでしたが、猛禽類ではミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウが現れ、冬の北浦北部の面目を一応保つことができました。今期はノスリの数が多いのですが、今日も一度に2羽を見ることができました。
 
猛禽類(おそらくオオタカ?)に襲われたとみられるタゲリの羽が散乱しているのを見つけました。弱肉強食の営みが静かに繰り広げられています。
 
比較的うららかな陽気に誘われたのか、ホオジロがさえずりを始めていました(まだ不完全ですが)。まだまだ寒い日が続くでしょうが、少しだけ春の気配を感じることができました。

第18期 ほこた塾第5回 「全開!麹パワー」〜体質改善から農業改革まで〜 (2017年12月14日)

【第18期ほこた塾第5回基本講座】
「全開!麹パワー」〜体質改善から農業改革まで〜

大変投稿が遅くなりましたが、昨年末12月14日、鹿児島から源麹研究所代表取締役の山元正博氏にお出でいただき、秘められた麹の力について、科学的なデータをもとにお話をうかがいました。
発酵食品の中で麹がとても健康に良いという話は周知の事実ですが、その中でも黒麹菌の効果が高いことが畜産農場で実証されています。
豚舎の悪臭が大幅に軽減され、病気などによる死亡率が3割ほど改善されたとのことです。肉質もよく、産子数も8頭から10~12頭に増えているそうです。

しかもその糞尿で堆肥を作ると完熟までの期間が大幅に短縮されるのみならず、質の良いものかできるそうです。

現在は黒麹菌を人の健康増進に役立てる為の研究も進められ、効果が実証され始めているようです。

素晴らしい講演の内容と共に、山元会長の若々しいお姿に希望を感じた講座になりました。

 

第6回新春教育フォーラムを開催しました(2018年1月13日)

第6回新春教育フォーラムを鉾田市教育委員会との共催で開催しました。(2018年1月13日 於鉾田市大洋公民館)

 国を挙げて実施している「放課後子どもプラン」制度や、大子町及び常陸大宮市のNPOによる先進的な取り組み、そして我ら鉾田市の現状について認識が大いに深まりました。長谷川幸介先生による基調講演「地域ぐるみで放課後の子供を育てよう」では大所高所からの示唆をいただき、最後のパネルディスカッションにてそれまでの発表や講演内容を踏まえ、今後どういった取り組みを行っていくべきかが議論されました。

 登壇者だけでなく、いつのまにか会場にいる参加者皆が、それぞれの立場でこの問題を考えさせられていました。放課後の子どもたちの遊び・学び・地域の人とのふれ合いで育まれるもの、保護者の就労促進効果、地域の人材の活用、廃止学校校舎の活用等々…。

 「せっかくの休みなのに講演会に動員され、受け身的に話しを聞かされて終わり。」という大方の予想は完全に外れました。盛り沢山の有益な情報、本当に真剣で充実した議論が行われ、最後まで釘付けでした。参加者数やアンケートの結果なども含めて、また改めてレポートしたいと思います。