鉾田市まちづくり推進会議

市民でまちをデザインする団体です。

自然観察会

自然環境部会 第4回自然観察会(2024年7月14日)

雨模様の天気でしたが、自然観察会を実施しました。9:00~16:30まで、近隣の自然公園三ヵ所を回りました。参加者7名でした。
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まず印象深かったのは、あちこちで香水のような派手な匂いを漂わせるヤマユリです。7月の里山を代表する花ですね。また、ヤマハギヌスビトハギがもう咲き始めていました。
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ヤマユリがあちこちで咲いていました。
強烈な芳香が漂っています。

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ヤマハギの花が咲いていました。

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ヌスビトハギの花が咲いていました。
もう花が終わって盗人の足の形をした若い実ができています。

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アカボシゴマダラです。
特定外来生物です。

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フクロツルタケと思われます。猛毒です。

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シロテングタケと思われます。有毒です。

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このキノコの名は?
たくさん生えていました。

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夏といえば昆虫の季節。今日は色々なトンボを見ることができました:
 ・シオカラトンボ
 ・ムギワラトンボ
 ・オオシオカラトンボ ♂
 ・コシアキトンボ ♂
 ・ハグロトンボ
 ・アジアイトトンボ ♂
 ・ノシメトンボ
 ・ショウジョウトンボ ♂
 ・チョウトンボ
 ・ギンヤンマ ♂
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きれいなイトトンボです。

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オオシオカラトンボ ♂です。

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チョウトンボ です。

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ギンヤンマは、その素早い動きと、どこかにとまることがないため、写真に撮れませんでした。
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「ピックイー」という声とともに、サシバ【絶滅危惧II類】が我々の目の前を飛翔していきました。参加者一同大喜びでした。残念ながら、これも写真に撮れませんでした。
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ニイニイゼミの写真が撮れました。忍者のように樹木に溶け込む迷彩ボディに感心させられました。
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ニイニイゼミです。
どこにいるかわかりますか?

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マメコガネ です。

特定外来生物駆除 III ~オオフサモ~ (2024年6月9日)

特定外来生物駆除 III ~オオフサモ~ を実施しました。
(2024年6月9日(日)9:00~12:00)
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茨城県生物多様性センター篠田様のご指導ならびに鉾田市生活環境課佐々木様のご協力のもと、北浦北部のオオフサモの駆除を実施しました。参加者14名でした。また、本日は茨城新聞の取材もありました。
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まずは、5/19、5/26に駆除したオオキンケイギク約150袋を、鉾田市環境学習施設エコ・ハウスから鉾田市クリーンセンターに搬入しました。4台の軽トラの荷台が満杯になりました。鉾田市生活環境課の軽トラは積載量が多いだけでなく、荷台を傾けることで一気にゴミ袋を投下できる優れものであり、大活躍でした。
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次はオオフサモの駆除です。オオフサモの駆除は2019年から取り組み、今年で6年目となりました。毎年の駆除の結果、その繁殖を効果的に抑えることに成功し、今年はほんの僅かしか生えておらず、作業はすぐに終了しました。オオフサモと同じ場所には希少な野草であるジョウロウスゲ【絶滅危惧II類】が生えています。数は減りましたが無事に生育していることを確認しました。
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また、同時並行でゴミ拾いも行いました。タバコの吸い殻の山、コンビニの購入物のカラをビニール袋に入れてポイ捨てしたものが散見されました。一部の心無い人達の仕業と思われます。拾っても拾っても無くなりません。良心に期待してもどうにもならないなら、厳しく罰してもらいたいです(という声がゴミ拾いを行った参加者から聞かれました)。
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オオフサモの駆除後、休憩をはさんで、北浦北部の自然観察を行いました。オオヨシキリヒバリセッカウグイスの囀りが聴こえるなか、ゆっくりと安塚公園を歩きました。写真に撮れなかったのですが、安塚公園わきの国有地にできた池でヨシゴイ【準絶滅危惧】の番いを久しぶりに見ることができました。当地にはヨシゴイのサブコロニーがあったのですが、2021年に忽然と消滅してしまいました(バス釣りの人の侵入が原因と考えられます)。それ以来かもしれません。サブコロニー復活への希望が出てきました。
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堤防の道路沿いにオオシロカラカサタケを見つけました。参加者は興味津々でその威容を観察しました。有毒ですのでご注意下さい。
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本日はここまでです。また次回の自然観察会でお目にかかりたいと思います。(筆者は梅雨キノコの季節の始まりにワクワクしています。)

第3回自然観察会(2024年5月5日)

 良い天気です。北浦湖岸にはノイバラが咲き、芳香が漂っています。幸せな気分になります。
 写真には撮れませんでしたが、観察会前に安塚公園でヒクイナ【準絶滅危惧】2羽を目撃しました。
 今日も何か特別なものが見られそうです。参加者10名で近隣の自然観察に出発です。

北浦北部のノイバラ

北浦北部のノイバラ(拡大)

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近隣の自然公園
 近隣の自然公園で野草の観察です。
キンラン【絶滅危惧II類】
ササバギンラン
ヤマツツジ
ムラサキサギゴケ
ツクバネウツギ
フタリシズカ
他にも色々な野草が見られました。
 今年は(今のところ)キンランの盗み取りは無いようですが、昨年荒らされたキンラン群生地は再生しておらず、はっきりとその爪跡が確認できました。キンランは樹木と地中の外菌根菌(キノコ)との共生系に入り込んで、そこに栄養分を依存して生きています。キンランを抜いて持って帰っても、長く生かすことはできません。結局は枯らすだけです。樹木やキノコを含め、貴重な森林の生態系を大切に守っていきたいものです。

キンラン(絶滅危惧II類)です。

ササバギンランとキンランです。

ヤマツツジです。

ムラサキサギゴケの群生です。

ムラサキサギゴケ(拡大)

ツクバネウツギです。

フタリシズカです。

県立水郷県民の森
 午後からは、県立水郷県民の森に行きました。
コニワハンミョウの出迎えを受けました。すばしっこく飛び回る体長10~13 mmの小さな虫です。

コニワハンミョウです。

・係の人に教えてもらい、ヒナギキョウが群生する原っぱに行きました。5つに分かれた青紫色の花弁は長さ5~6 mmと、小さく可憐な花でした。

ヒナギキョウです。

・本日の観察会を締めくくるハイライトとして、フクロウの雛を探しに行きました。水郷県民の森の端から端まで歩いたのですが、残念ながら見ることはできませんでした。
 本日の観察会はここまでです。また次回にお会いしましょう。