自然、歴史、新たな発見を求めて鹿島方面へ。
参加者12名でした。
*
【鹿島神宮】
まずは、鹿島神宮。神域の森を歩いて行きます。
杉の大木の途中から別の種類の木が生え繁っています。
長い歳月と神秘的なパワーを感じます。
*
*
*
*
*
奥宮の近くに松尾芭蕉の句碑がありました。
*
「此松の実生せし代や神の秋」
*
*
鹿島の森の荘厳さと歴史が伝わる句ですね。
*
【根本寺】
昼食後、鹿島神宮近くの根本寺(こんぽんじ)へ
*
*
ここは1687年に鹿島に月見に訪れた松尾芭蕉一行が泊まった場所です。根本寺の仏頂和尚は、芭蕉の禅の先生でした。
*
月見を楽しみにしていたのですが、あいにくの雨。
あきらめお寺で寝ていたところ、暁の刻に和尚さんにたたき(?)起こされます。雨は完全には上がっていませんが、雲間から月が見えてきたのです。
*
「月はやし梢は雨を持ながら」
*
「寺に寝てまこと顔なる月見哉」
*
これらがその時芭蕉の詠んだ句で、句碑が建てられています。
*
ちぎれ雲が流れていく中、月が速く移動しているように見え、寺の後ろでは鹿島の山の木々の梢が雨に濡れている…。印象的ではありませんか。
*
二つ目の句も面白い。一杯やりながらの楽しい月見ではなく、禅寺で厳しい和尚さんと真剣な顔で月見をしている。しかも寝てた所を起こされて…。
(※筆者の個人的解釈です。)
*
【鎌足神社】
*
【大野潮騒はなます公園】
塚原卜伝のお墓参りの後、最後の目的地、大野潮騒はまなす公園に行きました。そこで見たものは…
*
・園内の池に繁茂する特定外来生物「オオフサモ」
*
*
・クサギの花 ・・・ 可憐な花から漂うほのかなユリのような香りにうっとり。葉っぱは臭いそうです。
*
*