鉾田市まちづくり推進会議

市民でまちをデザインする団体です。

2018年

平成30年度 第6回自然観察会を開催しました(2018年9月9日)

鉾田市世界湖沼会議サテライト会場行事「カンムリカイツブリを見る会」(共催)として、第6回自然観察会を開催しました。約20名の参加者がありました。

カンムリカイツブリは冬鳥として飛来しますが、北浦北部では10羽程度が局地個体群を形成して1年中ここで暮らしており、全国的にも珍しい場所となっています。2009年以来、10年間連続で繁殖を確認しており、合計で少なくとも35羽の雛がここ北浦北部で生まれました。今日は、今年誕生し成長した幼鳥を連れた親子づれの他、数羽の成鳥を見ることができました。4歳の男の子の参加があり、フィールドスコープや双眼鏡を使ってカンムリカイツブリを上手に見ることができました。


【謝辞】平成25~27年度『公益信託「エコーいばらき」環境保全基金』の助成により購入した、双眼鏡、フィールドスコープ、三脚を使用しました。

平成30年度 第5回自然観察会を開催しました(2018年8月18日)

鉾田市世界湖沼会議サテライト会場行事「ツバメのねぐら入りを見る会」(共催)として、第5回自然観察会を開催しました。夕闇せまる巴川の湿地にて、何万羽ものツバメが乱舞する幻想的な光景を楽しむことができました。

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17:00~ エコ・ハウス前集合です。参加者は約25名、小学生の参加もありました。


日没までの間、エコ・ハウス前にて北浦の野鳥を観察しました。エコ・ハウス周辺の北浦にはサギのねぐらが形成されており、この日もアオサギチュウダイサギチュウサギアマサギが集まってきていました。夜行性のゴイサギも見ることができました。またカンムリカイツブリも狭い範囲に一度に約7羽が現れ、こんな珍しいことがありましょうか、観察会に合わせて集まってくれたかのようです。ちょうどカンムリカイツブリのお母さんが今年生まれた若鳥2羽を連れて、ねぐらに帰るところでした。(見るのに夢中で写真を撮り忘れました。)
写真は、同時間帯に北浦湖面に映った太陽と幻日です。


18:00ちょっと前にバスでほっとパーク鉾田近くの野友橋に移動しました。今年のツバメのねぐらは、この辺りに形成されています。野友橋からみた夕焼けがきれいでした。


18:30頃からツバメが集まり始めました。川面や上空を盛んに飛び回ります。辺りが暗くなる19:00前には、大群で渦を巻くようにして薄暗い芦原の中に徐々に姿を消していきました。


フェイスブックの鉾田市まちづくり推進会議のページに動画を掲載していますのでご覧になって下さい。

第5回自然観察会「ツバメのねぐら入りを見る会」を開催しました。

鉾田市世界湖沼会議サテライト会場行事「ツバメのねぐら入りを見る会」(共催)として、第5回自然観察会を開催しました。夕闇せまる巴川の湿地にて、何万羽ものツバメが乱舞する幻想的な光景を楽しむことができました。約25名の参加者がありました。(2018年8月18日)

鉾田市まちづくり推進会議(Hokota Regional Promotion Conference)さんの投稿 2018年8月18日土曜日


PS  茨城新聞にも記事が載りました。

https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php…

 

【謝辞】平成25~27年度『公益信託「エコーいばらき」環境保全基金』の助成により購入した、双眼鏡、フィールドスコープ、三脚を使用しました。

平成30年度 第4回自然観察会を開催しました(2018年7月15日)

鉾田市世界湖沼会議サテライト会場行事「ヨシゴイを見る会」(共催)として、第4回自然観察会を開催しました。観察場所は、安塚公園の隣の国有地にある芦原です。約35名の予想を上回る参加者がありました。暑い中、有り難うございました。

 

今回の自然観察会では、低空を飛んだり国有地内の芦原に隠れるヨシゴイをじっくりと観察することができました。ヨシゴイは夏鳥として飛来するサギの仲間ですが、近年数が減少し、環境省レッドリストにおいて準絶滅危惧に指定されています。当地のように繁殖する様子を至近距離で観察できる場所は大変貴重です。

 

本日見られた野鳥は、以下の18種類でした。

 キジ(声)、カルガモ、ハシビロガモ(1)、カイツブリ、
 カンムリカイツブリ、カワウ、ヨシゴイ、アオサギ、
 チュウダイサギ、コチドリ、トビ、モズ(声)、ハシボソガラス、
 ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、オオヨシキリ、スズメ

冬鳥で今の季節には見られないハシビロガモの♂が1羽、ヨシゴイの繁殖地のある芦原内の池におりました。病気か怪我か老衰か、理由はわかりませんが、群れについていけず、ここに残ることを選択したのでしょう。最後の時を安心して過ごす場所として当地が選ばれたということは嬉しいことではありませんか。

観察会開始前ですが、北浦湖面にてカンムリカイツブリが親子で泳ぐ姿を見ることができました。カンムリカイツブリも冬鳥ですが、少数が夏に日本に留まり繁殖することが知られています。当地では2009年の初確認後、毎年雛の誕生を確認しており、今年で10年連続の安定した繁殖を達成しました。

 

来月の自然観察会では同じ芦原で「ツバメのねぐら入りを見る会」を開催予定です。ご期待下さい。

【関連リンク

茨城新聞クロスアイに本観察会の記事が載っています。https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15323488762317

フェイスブックでも発信を行っています。https://www.facebook.com/machidukurihokota/

 

【謝辞】平成25~27年度『公益信託「エコーいばらき」環境保全基金』の助成により購入した、双眼鏡、フィールドスコープ、三脚を使用しました。