鉾田市まちづくり推進会議

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令和5年度第2回移動研修 ~白鳥の湖めぐり~ (2023年11月19日)

自然環境部会 第2回移動研修  ~白鳥の湖めぐり~(2023年11月19日)
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 最高の天気です。市のバスをお借りして県内各所の自然観察に行ってきました。今回のテーマは白鳥の湖めぐり。参加者は18名でした。
 最初に訪れたのは小美玉市美野里地区にある「池花池」。ここではオオハクチョウマガモホシハジロタシギなどを見ることができました。

池花池にて オオハクチョウに今年も会えました。

 続いて近くにある「遠州池」に行きました。ここでのお目当ては通称「パンダガモ」と呼ばれるミコアイサでしたが、今日はお休みのようでした。
 次に笠間市友部地区にある「白鳥湖」へ。名前は白鳥湖ですが、ここにはハクチョウはいません。その代わり、晩秋の植物を中心に自然とふれあいながら散策と観察を行いました。

白鳥湖でトレッキング

サルトリイバラの実です。

枝に翼(よく)のあるニシキギの紅葉です。

コウヤボウキの花

キノコもありました。

ウリカエデの紅葉です。

このキノコの名前は?

アオダモの赤い実

冬越しのバッタがいました。足が3本しかありません。

センブリの花です。

センブリの花。美しい。

イトトンボもいました。

ヤブムラサキの実です。美しい。

白いキノコあり。

ホコリタケの群生です。

カメがいました。

地衣類がみごと

ガマズミの実がたくさんありました。

当日の配布資料です。
 那珂市の茨城県民の森にてお弁当にしました。食後に森を散策して、フユノハナワラビ、イソギンチャクのような黄色いキノコ、アキノタムラソウを見つけました。

フユノハナワラビ

イソギンチャクのような黄色いキノコ

アキノタムラソウ

 最後に訪れたのは、那珂市瓜連地区にある「古徳沼」です。ここは有名な白鳥飛来地です。オオハクチョウオナガガモヒドリガモカンムリカイツブリカイツブリゴイサギなどを見ることができました。

古徳沼にて

オオハクチョウとオナガガモです。

オオハクチョウが突然はばたきました。

本日の自然観察はここまでです。
最後に見られた野鳥をまとめておきます。
<鳥合わせ>
1.オオハクチョウ
2.オカヨシガモ
3.ヒドリガモ 1
4.マガモ
5.カルガモ
6.オナガガモ
7.コガモ
8.ホシハジロ
9.キンクロハジロ
10.カイツブリ 1
11.カンムリカイツブリ 1
12.キジバト
13.カワウ 1
14.ゴイサギ 1
15.アオサギ 1
16.コサギ
17.オオバン
18.タシギ
19.トビ
20.カワセミ
21.コゲラ(声)
22.モズ
23.ハシブトガラス
24.ヤマガラ(声)
25.ヒヨドリ
26.ウグイス(声)
27.ムクドリ
28.スズメ
29.セグロセキレイ 1
30.アオジ
31.クロジ 1

鉾田南小学校「にじいろまつり」(2023年11月18日)

鉾田南小学校PTA主催の「にじいろまつり」に自然環境部会4名で参加しました。(2023年11月18日)
出し物は、次の2テーマです。
昼間の金星と月を見つけよう
シュロのバッタをつくろう
①は最初は快晴で、何人ものお客さんに半月状の金星をお見せすることができました。しかし、11時ぐらいから曇ってしまい、そのまま晴れることがなく、消化不良のまま終わってしまいました。
②では校舎内に十分なスペースをとっていただき、快適に活動することができました。何をやっているか分かりにくいので、看板を準備すればよかったと思いました。
それにしても他団体の「スポーツ吹き矢」が大盛況でした。長蛇の列が途切れることがなく、ご飯を食べる暇もなかったそうです。我々はゆっくりとご飯をいただくことができました。

SpaceEngineによる当日の金星の予想図(提供 上羽智之氏)

第24期 ほこた塾 第2回基本講座(2023年11月16日)

第24期 ほこた塾 (2023年11月16日(木)19:00~)
第2回基本講座「【図説】かしまの現在・過去・未来」
 講師 鹿嶋市長 田口伸一 氏
 鹿嶋市の過去と現在のデータを元に、具体的なアイデアを示しながら、今後の市政のあり方について大変わかりやすく講演していただきました。
 鉾田市との比較もあり、同じ鹿行地域の自治体でも、それぞれの特徴を生かして方向性を考えていく必要があるとの認識を持つ良い機会となりました。

第2回 秋の星空観測会(2023年11月3日)

青少年育成鉾田市民会議 串挽地区 主催の「第2回 秋の星空観測会」に自然環境部会5名で参加しました。(2023年11月3日)
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 参加者は鉾田南小学校区の子供たちが約30名、保護者を含めて50名強、スタッフを含めると約70名でした。自然環境部会は、星空観測のガイドと天体望遠鏡の操作を担当しました。
 天体望遠鏡は、ビクセン製の8 cm 屈折経緯台、13 cm 反射経緯台の2台を主力とし、補助機としてコーワ製のフィールドスコープを3台準備しました。
 17:00観測開始。観測した天体は、
土星(環)
木星(縞模様、ガリレオ衛星)
カシオペア座北極星
夏の大三角(ベガ、アルタイル、デネブ)
の四辺(ぺガスス座)
・星雲星団(アンドロメダ大星雲、ぺルセルウス座の二重星団
です。
 当日は快晴、無風、木星が衝という好条件に恵まれ、首尾よく土星、木星を観測することができました。ところが、季節外れの暖かさによって蒸発した水分が、気温の低下とともに霧となり、後半は星が見えにくくなってしまいました。望遠鏡にも夜露が降り、レンズが曇ってしまい、満足な観測ができません。ファインダーも見えにくくなり、いつもは簡単にできる星雲星団の導入にも苦労することに。これは予想外でした。
 暗さに目が慣れたころに見ようとした天の川や、東からのぼったばかりのプレアデス星団天王星はあきらめることにしました。
* 
 最後に18:29からのイオの木星面通過を見ようとしたのですが、木星面上のイオやイオの影を確認することができませんでした。高度が低く、霧の発生による大気の揺らぎの影響をもろに受けたこと、そもそも準備した望遠鏡の口径では力不足だったことが原因と考えられます。
 18:30頃には子供たちが飽きてしまいました。ぼんやりとした星雲星団が今一つだったかも。ここは反省する必要があります。月が見られる日を選ぶことも重要です。月面のインパクトは大きいですからね。
 色々な課題を残してしまいましたが、次回も是非行わせていただきたいと思います。2024年10月には肉眼で見える「紫金山-アトラス彗星」が来ます。子供たちとの観測が今から楽しみです。