鉾田市まちづくり推進会議

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第18期ほこた塾特別講座 『鉾歩(ほこてく)・江戸時代の宿場を体感しよう!〜飯沼街道とほこた三大宿を歩く〜』(2018年1月27日)

第18期ほこた塾特別講座 『鉾歩(ほこてく)・江戸時代の宿場を体感しよう!〜飯沼街道とほこた三大宿を歩く〜』(2018年1月27日)

1月27日(土)大洗鹿島線を元気にする懇談会の後援を得て『鉾歩(ほこてく)・江戸時代の宿場を体感しよう!〜飯沼街道とほこた三大宿を歩く〜』と題したイベントを行いました。

参加者は総勢25名、鹿行地方文化研究会の高埜栄治氏に講師をお願いしました。

バスで出発する前に鉾田中央公民館で行われたガイダンスでは鉾田市内の宿前史、江戸時代の宿の構成、地図を元に三大宿の景観イメージ、宿の利用を記録した文献などを学びました。配布された資料には、見学ポイントごとにQRコードがつけられており、ウェブサイトでさらに学ぶことができるよう配慮されていました。

飯沼街道は、水戸―鹿嶋―銚子の飯沼観音間を結ぶ約84kmの幹線道路で,水戸~鹿嶋までは「かしま道」と呼ばれる鹿島神宮参詣の道、神栖~銚子までは,「てうし(ちょうし)道」と呼ばれる当時の人々の信仰の道でもあったとのことです。


今回は史跡巡りとはひと味異なり、江戸時代の宿を入り口から出口まで、実際に歩いて体感するというものでした。
飯島宿、汲上宿、樅山宿の三大宿を、さながら、NHKの人気番組のブラタモリのように歩きました。

今も残る馬頭観音や二十三夜などの指道標から入り、間口が狭く奥行きのある短冊地割を見て、旅籠屋、造り酒屋、うどんそばや、髪結床などが並んでいたであろう江戸時代の宿通りに想いを馳せる楽しい時間でした。当時の屋号が今も使われている家も数軒残っていました。

連綿と続く歴史の上に現代の暮らしがあることを改めて実感することができました。

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