令和5年度 第4回自然観察会 「里山 de トレジャーハンティング」を実施しました。
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【9:00 鉾田市環境学習施設エコ・ハウス前に集合】
北浦湖面にはカンムリカイツブリが数羽泳いでいます。残念ながら、雛の姿を見ることはできませんでした。
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エコ・ハウスに高周波数の懐かしい鳴き声が響きました。カワセミです。目の前の杭にの幼鳥がとまりました。かすみ網事件後、久しぶりにカワセミの姿を見ることができ、うれしく思いました。
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近隣の自然公園への移動途中にて、今話題のあの生き物を観察しました。また、イネ科の葉をチマキのように巻いた形の巣を作る「カバキコマチグモ」を見つけました。子供の頃、学校の帰り道に巣を分解して遊んだ(中を調べた)記憶があります。気を付けなければならないのは、このクモは強力な毒を持っているということです。毒の量が少ないので命にかかわることはありませんが。
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【10:00頃~ 里山 de トレジャーハンティング】
近隣の自然公園にてトレジャーハンティングの開始です。何が見つかるでしょうか?
樹液の出ている木に昆虫が集まっているのを期待したのですが、全然いなかったです。残念です。見つけることのできたのは、角の小さな未成熟のカブトムシ1匹のみ。奇妙なことに、おびただしい数のノコギリクワガタの死骸が一か所に散らばっていました。どうやらノコギリクワガタを捕食する生き物(カラスか?)が手当たり次第に捕食して、殻を一か所に捨てているようなのです。
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野草については、ヌスビトハギ、チダケサシ、ネジバナ、ムラサキニガナの花を見ることができました。
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今日のハイライトは、光合成を行わない腐生植物「タシロラン(準絶滅危惧)」です。珍しい植物であり、参加者は興味津々でした。タシロランは、発見者の田代善太郎氏にちなんで、明治39年に今をときめく牧野富太郎博士により命名されたそうです。
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昆虫等
オオシオカラトンボが空中でアブに捕まり、そのまま地面に落下、体液を吸われ瞬く間に力尽きていくところを目撃しました。生きるために他の生き物の命をいただく。自然の営みです。
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キノコ類 ・・・ クッキーのようなキノコがありました。
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【午後 やすらぎの里小川 de トレジャーハンティング】
午後からは、小美玉市のやすらぎの里小川に行きました。タイミングよく小美玉生物の会主催の自然観察会に参加することができました。10種類を超えるトンボが次々と出現。写真は、ハグロトンボ、チョウトンボ、ショウジョウトンボです。この他にも、コシアキトンボ、シオカラトンボ、ムギワラトンボ、オオシオカラトンボ、ナツアカネ、ノシメトンボ、オニヤンマ、ギンヤンマ、イトトンボの仲間など。トンボ以外でもタマムシ、オバボタル、コクワガタなどを見ることができ、大満足です。
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(今回はこれで終わりです。参加者は6名でした。それでは、また次回の観察会にて。)
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