鉾田市まちづくり推進会議

市民でまちをデザインする団体です。

2017年11月19日 第6回自然観察会を開催しました。

2017年11月19日 第6回自然観察会を開催しました。

自然環境部会では、第6回自然観察会を開催しました。
10名の参加者がありました。

冬場の晴れた早朝、鹿島台地と行方台地に挟まれた北浦沿いの低地には冷気が溜まります。野焼きの煙が30mくらいの高さで上昇できなくなり、水平にたなびくのがその証拠です。今朝もそんな朝でした。

8:00にエコ・ハウス前に集合し、清掃活動を行いました。今日はゴミが豊作で、ここには書くことのできない珍しいゴミも含め、軽トラ1杯分集まりました。

 

9:00からは自然観察会です。清掃活動中からも色々な野鳥が現れました。

ミサゴ

トビ

カワラヒワ


見られた野鳥は以下の33種です。

コブハクチョウ、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クイナ不明種(声のみ)、オオバン、タゲリ、ムナグロ、タシギ、トビ、カワセミ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン、ミサゴ(観察会後)

珍しかったのは20羽程度のムナグロの群れです。夏に北極圏のツンドラ地帯で繁殖し、冬はオーストラリアや東南アジアで過ごすチドリのなかまで、通常は5月と9月に移動途中の旅鳥として見ることができます。少数が越冬すると書いてありましたが、今回見られたのはまさにそれでした。成鳥夏羽は胸が黒いのが特徴ですが、冬羽は全体的に黄褐色で背景に溶け込んでいました。

越冬中のムナグロ

【謝辞】平成25~27年度『公益信託「エコーいばらき」環境保全基金』の助成により購入した、青色のスタッフ・ジャンパー、双眼鏡、フィールドスコープ、三脚を使用しました。

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