4月29日にご寄付いただいたゴムボート等を使って、カンムリカイツブリの営巣補助板を5月3日(日)に設置しました。これは昨年設置したものが猛烈な台風のため、看板と一緒に流されてしまったためです。昨年は、自然現象によるものでしたが、営巣環境が破壊されてしまいこの場所から姿を消してしまいました。
今年もまだ戻っていませんが、この補助板の設置で戻ってくることを期待しています。営巣地への進入に対する注意喚起を促す看板も台風で流されてしまった事から、再度設置しました。
今回は、これまでの観察結果から、この他に3カ所ほど設置しました。また、前に設置したものが浮力不足で沈んでしまい、これらの補強もしました。
※営巣誘導補助板・・・山野の鳥では、巣箱を利用するものがいます。絶滅危惧種のシマフクロウなども大木の樹洞等が少なくなってしまい、代わりに大きな巣箱をかけて繁殖の手助けをしています。この営巣誘導補助板も同様の考え方によるものです。
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