11月9日(日)に北浦北部で定例の自然観察会を開催しました。朝の内は曇り空でしたが、観察会を開始した頃から小雨が降り出したため、エコ・ハウスの2階から北浦湖面の水鳥などを観察することになりました。
小雨が降りだす前に、7月に孵化した幼鳥を連れたカンムリカイツブリの親子を近くで観察することが出来ました。雛は、1羽でしたが大きく育っていました。カンムリカイツブリは、ユーラシア大陸から渡来したと思われる冬鳥の個体が増えています。渡って来たばかりのせいか、飛翔する姿が何度か見られました。エコ・ハウス付近に留鳥として生息しているカンムリカイツブリは、余程の事がなければ飛ぶことはありません。
通常のカンムリカイツブリの繁殖時期は過ぎていますが、観察会時に求愛ディスプレイをする番いやテリトリー争いの仕草をする個体などが見られました。 また、ユリカモメやスズガモなどの冬鳥も見られるようになりました。11月1日から茨城県の鳥獣保護区に指定された事とも相まって、今年はカモ類などの水鳥類が期待できるかも知れません。【参加者:10人】
観察した鳥 カルガモ コガモ スズガモ カイツブリ カンムリカイツブリ カワウ アオサギ オオバン ユリカモメ ミサゴ トビ カワセミ モズ ハシブトガラス ヒバリ ムクドリ スズメ ハクセキレイ (合計18種)
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