鉾田市まちづくり推進会議

１０月１２日（日）に北浦北端の鉾田市環境学習施設エコハウス付近で、野鳥を中心とした自然観察会を開きました。前回、９月２４日（水）に実施した、隔月の観察会時に確認したカンムリカイツブリの親子の姿が気になり、先ずは、その成長ぶりを観察することにしました。

生息域に行きましたが、残念ながらバス釣りのボートが出ていてカンムリカイツブリ等の水鳥は、どこかに避難していて観察することが出来ませんでした。当まちづくり推進会議の各方面に対する働きかけで、この周辺を含む北浦北部は、１１月１日から茨城県の鳥獣保護区になります。今年の猟期から狩猟は禁止されます。また、当該鳥獣保護区の周辺の水田等も大部分が銃猟禁止区域になる事から発砲が出来なくなります。猟銃の発砲については、一応の決着がついたのですが、難問が残っています。このバス釣り等のレジャーボートが営巣地等に進入してカンムリカイツブリ等の繁殖の妨げになっている事です。
生息地保護のため、バス釣り等のレジャーボートに対して進入しないで欲しい旨の看板を、当自然環境部会で要所に設置しましたが、心無い一部の釣り人には、効き目がない事があります。強制力のない自粛を促す看板では、効果がない場合、更に一歩踏み込んだ対策を考える必要がありそうです。（観察会参加者　１７人）

観察された野鳥　カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、チュウサギ、バン、オオバン、ミサゴ、トビ、カワセミ、モズ、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ノビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ（２２種）