「江戸時代の鉾田地方のお医者さん〜ゆかりの地をバスで巡る」をテーマに特別講座を行いました。
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鹿行地方文化研究会の高埜栄治氏が資料研究によって幕末に活躍した塙主齢や石川玄常といった複数の医師たちがいたことが明らかにされ、それをまとめた貴重な内容を教えていただきました。
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コースの中頃、バスは隣の小美玉市まで向かい、小川資料館を見学しました。ここでは、江戸時代に水戸藩が「弘道館」を設立する40年も前に小川町に設立したと言われている「稽医館」の資料が展示されていました。医師の本間玄調は徳川斉昭に仕え、水戸藩の医学の発展や民衆の健康や治療に貢献したそうです。
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私たちの住む町の歴史を知ることは「誇り」に繋がります。歴史は知らなければなかったことになりかねないので、伝える努力が大切だと痛感した講座でした。
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