鉾田市まちづくり推進会議

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第19期ほこた塾 特別講座① (2018年11月17日)

第19期ほこた塾 特別講座① (2018年11月17日)

第19期ほこた塾 特別講座①
『鉾田の自然環境と北浦の意義 世界湖沼会議で果たした鉾田の役割と課題』
 2018年11月17日(土)14:00~16:30 於鉾田水処理センター

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 講師に鉾田市役所生活環境課菅谷課長、鉾田市まちづくり推進会議自然環境部会大木部会長を招き、表題の講演を行いました。参加者は32名でした(スタッフ含む)。

 鉾田市は、世界湖沼会議のサテライト会場の一つとして、気運醸成のための自然体験イベントを行うとともに、その集大成として10月8日(月・祝)に「鉾田環境フェア」を市主催で開催しました。「環境」を冠する催しを市主催で開催するのはこれが初めてであり、ある意味、画期的な出来事でありました。

 また、世界湖沼会議のエクスカーション(10月17日(水))で北浦北部にやって来た約150名の各国の参加者への説明対応や、つくば国際会議場で行われた世界湖沼会議霞ヶ浦セッション(10月18日(木))での事例報告の模様が紹介されました。

 世界湖沼会議最終日(10月19日(金))に出された「いばらき霞ヶ浦宣言2018」は、「生態系サービスを衡平に享受すること」、「生態系サービスを次世代に引き継ぐこと」の2つを柱にまとめられました。さまざまな利害関係者が自分たちの利益ばかり追求するのではなく、お互いの立場の違いを理解した上で、共通の目標に向かって議論し合える枠組みを作ること、それを進める上での行政の役割、そして子どもたちも大切なパートナーであることが強調されました。鉾田はやるべきことがたくさんありそうです。

 講演後の質疑応答も活発で、湖沼会議を一過性のものとしないために鉾田独自の環境フェアを継続してほしい、外来魚の駆逐を促進するため外来魚の買い取り制度を再開してほしい、などの前向きな意見が多く出されました。

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