鉾田市まちづくり推進会議

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第18期ほこた塾 入塾式・基調講演「鉾田飛行場の記憶」(2017年10月19日)

第18期ほこた塾 入塾式・基調講演「鉾田飛行場の記憶」(2017年10月19日)

第18期「ほこた塾」が始まった。今期の塾生は37名である。入塾式に続き、野村塾長による基調講演「鉾田飛行場の記憶」が行われた。

入塾式(鬼沢市長ご挨拶)

鉾田飛行場とは、新宮地区と大竹地区を結ぶ県道の南側の台地に、昭和16年4月~終戦まで存在した鉾田陸軍飛行学校のことである。鉾田に生まれ育ったものでさえ、その存在を知るものは少ない。野村塾長は国の機関に保管された史料の調査や古老へのインタビューなど、自分の足で東奔西走して情報を集めてきた。その語りはまるでテレビのドキュメンタリー番組を見ているようであった。インターネットで簡単に入手できる情報ではない。その情報収集能力と熱意に塾生は皆感嘆を禁じ得なかったであろう。

第18期ほこた塾 塾長 野村正満

鉾田飛行場の跡地は現在では一面の畑であるが、唯一残る遺構が少し南方向に離れた吾妻原の交差点付近にある。それが、航空機による爆撃訓練結果を観察する施設「監的壕」である。野村塾長より、この監的壕を鉾田市の文化財(史跡)に指定して後世に残そうという提言がなされた。

吾妻原交差点の近くにある監的壕(2017年10月20日)

講演後は班に分かれディスカッションを行った後、全体での記念写真を撮影して、ほこた塾第1回はお開きとなった。

塾長・塾生・スタッフで記念撮影

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