鉾田市まちづくり推進会議

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第2回石巻・福島原発被災地交流支援研修

第2回石巻・福島原発被災地交流支援研修

4月19日、20日(日・月)に、第2回目の石巻被災地交流支援研修が行われました。
今回は、原発被災地である福島県、相馬市、富岡町などを視察しました。
最初、相馬市の松川浦では、津波で肉親を亡くされたという語り部の方が、当時の様子をお話してくださいました。
地震が起きてから、50分程で津波が押し寄せてきて、最初は逃げたが、戻ってきた方々が多く被害に遭ってしまったと言うことです。改めて身に詰まる思いがしました。
今回は、JAほこたのご協力で、さつまいも100箱、みずな30箱、そして参加者の皆さんからの提供で、エリンギやゴボウ、米、など多くの野菜を石巻市牡鹿半島の、仮設住宅で暮らす方々や、施設の方々に渡すことができました。
皆さん笑顔で、私たち2回目の訪問を迎えてくださり、野菜も喜んで受け取っていただき、また来てねとも声をかけられ、大変うれしい思いで、感動の交流ができました。
昨年よりは、漁港などの桟橋や倉庫など一部復旧されたところもありますが、まだまだ、普通の暮らしに戻るには、ほど遠い風景でした。
また、帰還困難区域の町々では、見る目を疑うほどに山積みされた除染土の風景は、言葉を失うほど愕然としたものでした。
改めて、今後もどのような支援ができるか、私たちができることで、協力したいという思いを皆で共有させられた、第2回東北震災復興支援視察でした。

 

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