今年度、最初の自然観察会を北浦北端の湖畔で開催しました。湖畔に設置したカンムリカイツブリの営巣誘導のための設置物付近では、カンムリカイツブリの求愛ディスプレイが見られました。湖面には、カンムリカイツブリの冬羽のものと夏羽のものが複数羽確認できました。国有地内溜り水の池では、ハシビロガモの番いやコガモの群れ等が見られました。
また、この地域では滅多に見られない夏羽になったオスのオオジュリンも観察できました。北浦周辺の自然再生を進める会が、今年から実験的に始まった「ふゆみずたんぼ」の現在の様子等も見ました。この日は、総会の開催日だったため、いつもより1時間早く終了しました。(参加者:22人)
総会等が終了した午後に、北浦周辺の自然再生を進める会と合同でバーベキューを実施して親睦を図りました。
観察された鳥 マガモ カルガモ ハシビロガモ コガモ カイツブリ カンムリカイツブリ カワウ オオバン コチドリ ユリカモメ トビ モズ ハシボソガラス ヒバリ ツバメ ヒヨドリ セッカ ツグミ スズメ カワラヒワ カシラダカ オオジュリン (合計:22種類)
総会を控えた短縮版の観察会だったため、鳥合わせの時間がありませんでしたが、上記22種以外にも、
オカヨシガモ、タシギ、カモメ、ミサゴ、ハシブトガラス、ハクセキレイ(声)、セグロセキレイ、チュウダイサギ、アオサギ、タヒバリ(声)、キジ(声)、ウグイス(声)、アオジ(声)、コジュケイ(声:外来種)
がいました。また、観察会前の朝の時間帯には、
カワセミ、ヒクイナ(声)、バン、オオセッカ(声)、コクチョウ(外来種)
もいました。全部で39種、外来種も入れれば41種です。