鉾田市まちづくり推進会議

市民でまちをデザインする団体です。

29日

第20期「ほこた塾」卒塾式(2020年2月19日)

第8回基本講座の終了後、卒塾式が行われました。
鉾田市まちづくり推進会議の川又利彦会長の挨拶に続き、来賓として鉾田市教育委員会よりおいでくださった石崎千惠子教育長からご挨拶をいただきました。

その後野村塾長より、ひとりひとりに修了証が渡され、

 

 

 

 

 

8回の基本講座すべてに出席した3名の塾生には皆勤賞の賞状と記念品が贈呈されました。


今期の記念品はスウェーデンでのノーベル賞受賞式の際、晩餐会で出され好評を博した「福寿」というとてもフルーティーで品の良い逸品です。世界に誇れる味を楽しんでいただければ幸いです。


おかげさまで、市の協力を受け市民が主体となって20年の長きに渡って企画運営してきた「ほこた塾」の第20期を無事に終えることができました。

実行委員一同心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

第20期「ほこた塾」基本講座⑧ 正しい日本語の発音と茨城訛り(2020年2月19日)

第20期「ほこた塾」最後の基本講座が2月19日に行われました。


講師は我がほこた塾塾長の野村正満氏。
野村塾長は実は「小川宏ショー」や「8時だよ全員集合!」などを書いたり、日本全国300以上の村々を取材に歩いたという放送作家でもあります。

現在は東京の専門学校の声優科のプロクラスで指導をする言葉のプロフェッショナルです。

「正しい日本語の発音と茨城訛り」と題して、地域差の大きい日本の方言から標準語を整備するに至った経緯や、具体的な数字の読み方、鼻濁音について、またアクセントについて、などなど、大変興味深い内容が語られました。


茨城弁にはアクセントが無く、「橋」も「端」も「橋」同じ平板な発音になることが特徴的ですが、昨今は若者の「○○じゃね⤴︎」とか「うまくね⤴︎」のような言葉や「デザイナー→」に代表されるように日本語全体が平板化していて、その進行はとまらないのが現状との見方でした。


言葉は時代とともに変化するものであり、正しいかどうかではなく、ふさわしいか否かが重要で、どんな時でも、わかりやすく、柔らかい響きで、聞き心地の良いしゃべり言葉を使いたいとの結論で締めくくられました。

講演後は活発な質疑応答がなされ、茨城訛りについても改めて考えてみることができた楽しい講座となりました。

講座終了後は第20期「ほこた塾」の卒塾式が行われました。