常陸風土記にある、白鳥の里(古老の云うには、天から飛んで来た白鳥が乙女に化身し、石を積んで池の土堤を築こうとしたが、築くそばから崩れてしまう、白鳥の羽で包もうとしてもすぐ崩れてしまい、天に上がったまま降りて来なかったので、そこを白鳥の郷と名付けた)から、中居城址、福泉寺、梶山古墳群(発掘調査の結果埋葬された五体の人骨と直刀10振り・耳環3個・玉類724個など多くの副葬品が発見された遺物は大洋公民館に保管されている)、あけぼの館、小宮山楓軒、不二内古墳群(青柳地区に有り、出土した、ひざまづく男子像埴輪は、全国的にも珍しく国の重要文化財に指定されている)、石神東古墳群(野友地区)、徳宿城主のお墓、最後に鉾田市で買い上げ整備が進められている三階城址を巡りました。
3世紀から7世紀の400年間の古墳時代と言われる古代国家の中で、身近に位の高い人物が居たことに大変興味が湧きました。改めてこうした遺物を一堂に会して観られる施設が欲しいと感じました。